レアジョブ 代表取締役 最高執行責任者(COO)中村 岳 様 インタビュー | フィリピン進出企業インタビューならヤッパン号


日本人がフィリピン進出で成功するには

株式会社レアジョブ 代表取締役 最高執行責任者(COO) 加藤 智久,中村 岳

日本人がフィリピン進出で成功するには

数あるオンライン英会話の中でトップクラスの規模を誇るレアジョブ。レアジョブが掲げているビジョンは「日本人1000万人を英語が話せるようにする」こと。今やフィリピンで成功している日本企業として広く知られるようになった同社。今回は同社COOの中村氏に、フィリピンビジネスのアドバイスや起業の経緯などを聞いた。(取材内容は2013年8月時点のもの)

【フィリピンの人件費や採用事情】 ―フィリピンで日本企業がビジネスをする場合、どのようにして採用活動を行うのですか? 弊社の場合、社員採用であれば講師の中から採用する場合が多いですね。また講師からの人づての紹介も多いです。 また講師採用に関しては、ほとんどがクチコミです。やはりクチコミが一番効率的だと思います。特に弊社の場合、3000名もの講師がいるのでその人的ネットワークをフル活用していますね。 もちろん採用媒体にも出したりもしますよ。そんなに積極的に出稿していませんが、JobstreetやJobsDB、そして新聞広告などにも求人広告を出します。またリーダークラスの人材採用なら現地のヘッドハンティング会社を使ったこともあります。
―フィリピンの人件費について教えてください。人件費は年々上昇している感じですか? 私の肌感覚として、マニラでは人件費が少しずつ上昇しているかもしれませんが、そこまでの上昇ではないと思います。しかし、エンジニアの人件費は高くなっていると思います。もちろんエンジニアといってもスキルレベルで差はあると思いますが、高い人になると30歳で月10万ペソを超える人もいます。それ以外の一般的なオフィスワーカーの人たちなら、新卒で2万ペソ以下が平均かと思います。
【ビジョンは、日本人1000万人を英語が話せるようにすること】 ―最後に今後の御社のビジョンを聞かせてください。  最近は弊社の競合も増えてきました。そんな中で弊社としては、より一層既存のサービスを着実に磨き上げていくつもりです。そして、日本の英語教育の裾野をもっと広げていきたいと考えています。弊社が掲げているのは「日本人1000万人を英語が話せるようにする」というビジョン。そのビジョン実現に向けて、現在のサービスレベルを着実に向上させて、日々会員様の英語力の向上のお手伝いをし続けていきたいと思っています。
プロフィール:中村 岳(なかむら がく) 1980年、東京都生まれ。東京大学工学部を卒業後、大学院に進み。大学院を卒業後はNTTドコモに入社し、研究所に配属。入社3年目の2007年10月に開成中学高校からの同級生の加藤氏と株式会社レアジョブを設立、代表取締役COOに就任。
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