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【タイ】 日本人が知りたいタイの“今”第227回 ニューハーフの出家は許される?

2014年04月18日

仏教徒が大半を占めるタイにおいて、出家することは尊いこと。いま、 急増するニューハーフの僧侶が大きな話題になっている。

ニューハーフは僧侶になれるのか?

連日ニュースで取り上げられ、いま注目を浴びているテーマだ。

これまで何度も話題となってきた問題だが、最近では化粧をしたり、僧衣を女性のような着こなしで出歩く僧侶が急増し、寺院で目にする機会も多い。加えて、ある少年僧侶が夜にニューハーフバーで働いたり、男性と性行為を行う動画を自身のSNSにアップしたことが発覚し、よりクローズアップされるようになった。これらは、仏教徒が98%を占めるタイ人から、大きな反感を買っているのだ。

釈迦が存在していた頃から「出家ができない人」のことを仏教用語で「バンド」と呼んでいる。中でも絶対的に出家を禁止されているのが、現在でいうニューハーフ。その理由は、男性に対して恋愛感情を捨てきれず、出家後に僧侶と性的行為を行う可能性が高いと見なされているから。今でも出家式の際にはバンドか否かが問われており、「はい」と答えれば出家は断られ、嘘をつくことも規則で固く禁止されている。

しかし、現代は、少年だけでなく、大人でも戒律を軽視したり、出家した後にニューハーフになる僧侶も増えてきているそうだ。また、ミス・ティファニーに選出されたニューハーフの著名人が出家したこともメディアで話題となり、増加に拍車をかけたと言われている。

この話題に対して巷では、「一番は、心が大切。ニューハーフであっても、不正な行為を行わず、教え通りに修行ができるかどうかが重要だ」との見解が大半を占めている。

要するに、「苦しみや悲しみの原因となる欲望を消すために修行をする」という出家本来の目標は、一般男性であっても、ニューハーフであっても達成できる。ただし、仏教の戒律に則して、出家する前にニューハーフである外見や心を消し去り、男性の心身で出家しなければならない。そして、教えに従って修行を成し遂げられるかどうかが重要で、決して性別の問題ではないと考える人が増えてきているのだ。今後も増えるであろう出家問題は、明確な回答を出し難い社会問題である。

ニュース提供元:週刊WISE

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