パーソネルコンサルタント 代表取締役社長 小田原 靖 様 インタビュー | タイ進出企業インタビューならヤッパン号


日本人がタイ進出で成功するには

PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER(THAILAND) CO., LTD.  小田原 靖

日本人がタイ進出で成功するには

タイ最大手の人材紹介会社は日本人が起業して経営している事実をご存じだろうか。会社名はパーソネルコンサルタント。同社社長の小田原氏が1994年に設立した。小田原氏は在タイ20年以上で、あらゆるタイでのビジネスに精通し、日系企業向けのアドバイスも人材関連以外にも多岐にわたる。2013年には小田原氏が幹事を務める和僑世界大会がタイのバンコクで開催され、見事大成功を収めた。今回は小田原氏にタイビジネスの実情などを聞いてみた。(取材内容は2013年11月時点のもの)

【タイでは日本の古き良き家族的経営を実践せよ】
―タイと日本でヒトマネジメントに違いはありますか?

 タイは日本の高度経済成長の頃に似ていると思います。マネジメントも家族的経営と言いますか、会社を一つの家族のように考えて、非常に人のつながりを重視する有機的なマネジメントですね。毎月、社内で食事会や誕生日会を開いたり、社員の家族と仲良くなったりして、人と人との結びつきを大事にするんです。一人だけが出世して幸せになるんじゃなく、みんなで幸せになろうという考え方です。

―小田原さんから見て、タイはいまチャンスにあふれていますか?

 タイの経済はずっと上り基調です。市場は飽和していないので、まだまだチャンスがある。ここ最近はタイをマーケットとして捉えて進出してくる日系企業も増えました。日系サービス業のタイ進出はこれからだと思います。どんな業種にもチャンスがあると思いますよ。しかも、進出した日本企業が撤退したという話もそんなに聞きません。

 タイは親日国ですし、人も優しい。また20年前に私がタイに来たときはシンガポールなどに買い出しに行ったりもしましたが、ここ最近は本当に便利になりました。タイで何でも揃います。日本人にも住みやすい街になりましたよ。

【社員に愛され続ける会社】
―今後の御社のビジョンを教えてください。

 社員の幸せを一番に考える会社でありたいと思っています。先ほども言いましたが、弊社のミャンマー進出も社員のモチベーションのために決めたことです。事業を無理に拡大して、社員に負担を強いるような会社にだけはしたくない。これからも社員に愛され続ける会社として頑張っていきたいと思います。

―最後にタイに進出を検討している方たちにメッセージをください。

 タイで仕事をしていると本当に楽しいです。国自体が上がり基調なのでポジティブな話が多い。日本も素晴らしい国ですが、残念ながら経済としては長期的に下がり基調です。一度しかない人生です。タイのような飽和していない、これからの市場で思いっきり挑戦するのもありだと思います。頑張ってください。

プロフィール:小田原 靖(おだはら やすし)

1969年、福岡県福岡市生まれ。19歳で渡米してオレゴン州の大学を卒業後。1993年にタイに渡航。1994年に現在のパーソネルコンサルタントを設立。

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