CoCo壱番屋の海外進出 日本のカレー文化を世界へ | 世界全域進出企業インタビューならヤッパン号


CoCo壱番屋の海外進出 日本のカレー文化を世界へ

株式会社壱番屋 常務取締役 葛原 守

CoCo壱番屋の海外進出 日本のカレー文化を世界へ

今では、海外9つの国・地域に「ココイチ」を146店舗を展開する、株式会社CoCo壱番屋。海外にあっても、その日本式カレーのスタイルを崩すことはない。常務取締役の葛原氏に、海外展開のこれまでと、今後の展望を聞いた。

※下記は「アジアの注目企業100」から記事を転載しています。→掲載元

CoCo壱番屋の海外進出 日本のカレー文化を世界へ

―御社の海外展開について教えてください。

当社が初めて海外に出店したのは、1994年のハワイでしたが、本格的な事業展開はアジアから始まりました。2004年に中国・上海に出店したのを皮切りに、アジア地域では9つの国・地域に「カレーハウスCoCo壱番屋」を146店舗を展開しています(2017年8月現在)。1店舗ごとにデザインを変え、現地のニーズにあった空間作りを心がけており、日本の店舗とは異なった雰囲気となっています。

 

―現地で人気店を育てるために、どのような工夫をしていますか?

海外展開を始める機会をうかがっていたところ、取引先様とのご縁があり、「CoCo壱番屋」ブランドのカレーレストランを上海に出店することとなりました。当時、中国では日本式のカレーライスはポピュラーな食べ物ではなく、見慣れない商品ということでかなり苦戦しましたが、日本式のサービスを愚直に実践し続けたことや、女性を意識した店舗やメニューに切り替えたことで、徐々に認知度が高まり、繁盛店に成長させることができました。

 

―カレー自体も現地に合わせたものにしているのですか?

中国での成功を足がかりに、台湾、韓国、タイ・・・と展開エリアを広げていきました。タイのように有名な「タイカレー」がすでにある国もあれば、カレーライスを食べる文化がまったくない国もありましたが、日本で多くのお客様に長年に亘って支持されてきた「ココイチ」のカレーを世界の人々に召し上がっていただきたいという思いから、海外でも基本となるテイストは変えずに日本式のスタイルで提供しています。

 

―今後の海外展開における目標やビジョンは?

カレーの発祥の地とされているインドに出店することを目標として掲げており、その足がかりとして、イギリス・ロンドンでの出店に向けて準備を進めていますが、アジア地域では、ベトナムでの新規出店を目指しています。 近年目覚しい経済発展を遂げているアジア地域は、元々米を食べる文化もあり、今後も有望な市場であると考えています。一人でも多くのお客様に「ココイチ」を知っていただき、日本式のカレーライスを楽しんでいただきたいと思っています。

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