1. 法人設立に必要な時間
カリフォルニア州に法人を設立する場合に必要となる時間ですが、法的な「法人設立」という意味においては最短1日で手続は完了します。
これはArticles of Incorpotion(定款0を州政府に登録申請し許可された時点で法人設立が完了したことになるためです。
一方で、日本からアメリカ(米国)のカリフォルニア州の進出を検討されている企業様の場合は、法的な法人設立ではなく「実際に事業を開始するまでにどれくらいの時間が必要なのか?」ということが気になる点であり、その意味合いでの「法人設立」というご質問と推察します。
事業開始までに必要なステップはこちらのQ&Aをご参照ください。
>>カリフォルニア州に会社を設立しようと検討しています。カリフォルニア州の会社設立手続について教えてください。
上記からも分かる通り、各種書類の作成と申請、関係各所への登録、銀行口座開設、ビジネスライセンス取得、などが必要となり概ね2ヶ月程の時間が必要になるとお考えになっておくのが安全かと思われます。
2. 法人設立に必要な費用
法人設立に必要となる費用ですが、進出支援コンサルタントに依頼をするのか、弁護士に依頼をするのか、といった依頼相手によって相場や費用に含まれているサービス内容が異なる場合もあり、また設立法人が現地法人なのか日本法人の支店なのかにもよって大きく金額が異なるため一概に価格の比較が難しいのが現状です。特にサービス競争が発生しやすい進出支援コンサルタントの場合は非常に安い値段から弁護士に依頼するのと大差ない価格のケースも見受けられます。弁護士に依頼をするような場合には安くとも3000ドル〜6000ドル程度は見積もっておくことが望ましいようです。
進出に際してのコストをなるべく安くしようという考えは決して間違いではないと考えます。一方で、コストを安く抑えようとするあまりに間違いを犯したり、手続の失敗を繰り返し多くの時間を費やすことの経済的損失は計り知れないとも考えられます。
無駄な時間を費やすことのないように十分な事前調査を行い、同時に専門家の支援を活用してスムーズな法人設立を行なうのが良いと思われます。
具体的な事案については、お気軽に当社にご相談下さいますと幸いです。
カリフォルニア州に法人設立をする場合に必要な時間や費用はどの程度になりますか?
ISHIN SG 永井貴之
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