【2020年更新】オーストラリアの就労ビザ申請について | 日本企業の海外進出支援サイト ヤッパン号


オーストラリアで就労ビザの申請・取得をお考えの方へ

オーストラリアで就労ビザの取得・申請をお考えの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる専門家をご紹介する特集ページです。

掲載情報については2020年6月時点における情報に基づいて、ヤッパン号編集部で作成したものです。ただし、その掲載情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(ISHIN SG PTE. LTD.)は何ら保証しないことをご了承ください。直接、専門家の方々にお尋ねすることをお勧めいたします。くれぐれも慎重にご判断ください。

オーストラリアで就労ビザを申請・取得するために知っておきたいポイント

オーストラリアで申請できる就労ビザの種類

大学在籍中の留学、ワーホリの人気国としてカナダと並んで人気なのがオーストラリア。現地企業による日本人向けの求人もあり、これまでは高卒、大卒で就職を希望する方、現在の仕事を退職して就職される方も多い国の一つでした。シェフ、美容師といった学歴を問わない専門性の高い職種も多く、海外での経験を積むために移住されるケースもありました。

ですが、2018年3月にビザ制度に大きな変更が適用され、以前より条件が厳しくなり、外国人労働者のビザ取得が難しくなりました。オーストラリア人の失業率が高くなったことを受けて、外国人労働者を制限する政策となったためです。大きな変更点は、それまで就労ビザとして一般的であった一時就労ビザ457ビザが廃止され、TSSビザ(Temporary Skill Shortage Visa、Subclass 482)が導入された点、「職務経験が2年以上あること」という要件ができた点です。そのため、卒業後すぐの就労ビザ申請は難しくなりました。

オーストラリアの就労ビザには様々な種類が存在します。基本的に3ヶ月以上の滞在になる場合、何らかのビザが必要となり、就労目的であれば、その雇用形態、取得期間、目的等に合わせた就労ビザを選ぶ必要があります。

短期滞在なのか、長期滞在なのか、または就労者の年齢、過去の渡豪歴により、申請できるビザも変わってきます。多くは、研修目的、将来を見据えた長期雇用、もしくは現地採用の後、雇用先の企業がスポンサーとなり、就労ビザをサポートするといった流れになることが多くのケースかと思います。

また、ビザにより就労条件や制限就労時間、給与、申請のための金額等も当然変わってきますので、企業側がどういった目的、形態で人材を雇用するのかを明確にし、雇用の際にしっかり企業側と就労者側での意思確認が非常に大切となります。

最近では、全体的なビザ申請費用の値上がりや、条件の厳格化もありますので、就労条件とその就労者に一番見合ったビザがどれになるのかを見極める必要があります。

ビザの種類

申請要件

申請料金

滞在期間

TSSビザ
(サブクラス 482)
Temporary Skill Shortage Visa

・雇用主の審査、職種の審査、就労者の審査の3ステップ必要
・スポンサーが必要
・フルタイムの正社員
・許可された職種でのみ就労可能

AUS$1,265

期間:2~4年

研修ビザ
(サブクラス 407)
Training Visa

・雇用主の審査、職種の審査、研修者の審査の3ステップ必要
・オーストラリアで習得する有益性があるスキル向上目的の為、OJTを実施

AUS$310

期間:1~2年

一時就労ビザ
(サブクラス 400)
Temporary work (Short stay Specialist) visa

・ETAの業務以外で一時的に就労が 必要な場合に必要
・エンジニアやテレビ番組撮影など出張ベースでも必要

AUS$310

期間:3~6か月

ワーキングホリデービザ
(サブクラス 417)
Working Holiday Visa

・ 申請時の年齢は18~30歳以下
・ 扶養家族の子どもは同伴しないこと
・ 滞在資金が十分あること
・ 必要な場合、健康診断証明

AUS$485

期間:1年間
(要件満たす場合は2回目、3回目の申請が可能)

学生ビザ
(サブクラス 500)
Student Visa

・ 学生ビザ認定のある学校へのフルタイム入学
・ 指定学生健康保険への加入
・ 18歳以下の場合、滞在期間中十分な資金があることの証明
・ 必要な場合健康診断証明

AUS$620

基本的に就学期間と同様。
(学校終了後、ビザ期限に1~2ヶ月の猶予あり)

※2019年時点では、廃止となった457ビザと、新たな制度で制定された482ビザを保持している人が併存していますが、今後は徐々に482ビザに統一されていきます。

 

※その他のビザの詳細、又はビザ選定のコンサルタントについては直接専門家にご相談ください。

 

 

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オーストラリアで就労ビザを申請・取得するためのステップ

オーストラリアに長期滞在での就労を目的とする場合は就労ビザ(サブクラス 482)を利用することが一般的です。こちらは、企業がスポンサーとなり、下記の3つの審査をクリアした場合に、申請可能な就労ビザです。

なお、オーストラリアの場合はビザ申請はオンラインで手続きをするだけで、あとは審査結果を待つのみとなります。

【雇用主(企業)の審査】
・ 事業内容
・ 将来性、安定性等
・ 企業組織、従業員の構成等

スポンサー企業はStandard Business Sponsorとして承認されていることが求められます。事業内容や財務諸表等の書類を提出し、承認を受けます。
一時就労ビザに関しては、本人申請書類だけではなく、現地での企業側が用意すべき手続き書類があります。従って、上記の必要書類に加え、スポンサーとなる企業側は、Australia Business Number(企業情報)を始め、さらに多くのビジネス証明を求められることとなります。

【ノミネーション:職種の審査】
・ 職務内容(移民局が定めた職業リストにその職種が該当するか)
新しく制定された482ビザは2つの職業リストが対象
 ①STSOL (Short Term Skilled Occupation List)
    最大2年間の就労が可能、ただし永住権の申請は不可
 ②MLTSS (Medium and Long Term Skilled Occupation List) 
    最大4年間の就労が可能、3年経過後の永住権申請は可
    ※頻繁に変動がある為、最新情報を確認する必要があります。
     職業リストはこちらのページから確認可能

・ 給与(定められた給与条件を満たしているか)等

スポンサー企業は新規に雇用が必要な職務について、それが外国人でないといけない理由を明確にした上でノミネートし、それが承認される必要があります。国内で一定期間求人広告を出し国内ではその人材が確保できなかったという証明、およびその職種の市場価格と見比べて適正な給与水準であるという確認が求められます。
また、「研修ファンド」という費用をスポンサーが支払う義務があります。このファンドは政府への寄付金のような形で実際にはオーストラリア国籍・永住者に利用するものであり、就労ビザ申請者の為には利用されません。

【ビザ申請者(就労者)の審査】
上記の審査が全て承認され、最後に、個人・家族の就労ビザ申請を行います。
・ 英語力(指定されたIELTS必要スコアをクリアしているか)
・ 犯罪歴の有無(10年以内に1年以上住んだことのある国すべて)
・ 職務経歴(エントリーした職業で一律2年間の職務経験が必須)
・資格、推薦状等
・健康状態、精神状態

 

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オーストラリアで就労ビザを申請・取得するために必要な書類・準備

基本的なビザ申請に必要となるものは:
・ 申請書
・ パスポートのコピー
・ 申請料
・ 健康診断
・ 身分証明書と写真
・ 無犯罪証明書
・ 英語力の証明
・ 資金証明

 

オーストラリアのビザ規定や、取得方法、申請費用等は頻繁に更新されます。ほとんどの場合、近い将来規定が変わるという事前発表がある為、それに合わせてビザ申請のタイミングや、渡航時期を調整する必要があるかと思います。

申請準備の際に、そういった変更点を個人ではなかなか全てを把握するのが難しく、英語による申請でもあるため、多くの個人や企業は申請アドバイスを始め、書類作成等をビザコンサルタントやエージェントにお願いし、申請代行してもらうケースがほとんどです。(2019年12月更新)

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コロナウイルスによる影響(JETRO主催Webセミナーリンク)

新型コロナウイルスによるオーストラリアビザ申請の注意点に関しては下記をご参照ください。

JETRO主催WEBセミナー「コロナ禍におけるオーストラリアビザ申請の注意点について」
講師:AOMビザコンサルティング

動画の視聴はこちらのリンクからお願いします。

https://www.jetro.go.jp/world/covid-19/asia/video/fcbcdba25fa09f09.html

監修:AOMビザコンサルティング

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