アメリカに関するコラム
アメリカってどんな国？
アメリカは面積約962万キロ平方メートル（日本の約25倍）、人口約3億人と面積・人口ともに世界第3位。在留邦人数は約42万人と第二位である中国の約12万人と比べても、はるかに多くの日本人が暮らしています。
国民性は社交的でフレンドリー、自己主張が強く意見をはっきり主張する、個人主義、競争心が高いなどが挙げられます。
ニューヨークでは四季がありますが、日本に比べ春と秋の期間が短く、夏にはサンダーストーム（短時間の激しい雷雨）が頻繁に発生します。夏は高温多湿、冬は乾燥し風も強いので寒さも厳しく感じます。
ボストンは北海道とほぼ同じ緯度に位置し、四季があります。日本より湿度が低く比較的過ごしやすいですが、夏は高温多湿になります。冬の寒さは厳しく雪が積もることもあります。
アメリカ賃貸の特徴
アメリカの家賃は東京23区に比べ1.5～2倍ほど高く、ニューヨークではスタジオで＄2,500～、2ベッドルームで＄3,000～6,500、ボストンではスタジオで＄1,800～、2ベッドルームで＄3,300～が相場となっています。築70～100年の建物も多く、古くて高いことが特徴です。
アメリカでは家賃の値上がりが続いており、マンハッタンの空室率は1.2%、ボストンにおいてもハーバード大学をはじめとする複数の有名大学や企業の研究機関があるため、常に空室の少ない状況です。そのため貸主は強気なことが多く、内覧順にかかわらず、より条件の良い借主と契約する傾向にあります。
契約年数は1～2年が一般的で、日本と異なり解約は原則的に不可となっています。帰任時期が未定であれば、契約事項に中途解約を可能にする条項を追加してもらいましょう。追加しない場合、残りの契約期間の家賃を全額支払うことになるので注意しましょう。
物件を選ぶポイント
ニューヨーク中心部ではマンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、郊外ではウェストチェスターやニュージャージーが日本人に人気です。
ボストンでは単身やカップルの方であれば、大学や研究機関の集まるケンブリッジ、家族帯同であれば優良公立学校、市内やロングウッドメディカルへアクセスの良いブルックラインが特に人気となっています。
アメリカの公立校は学校区で教育方針を決定するため、学校区間での違いが大きいです。学齢期のお子様がいる場合は、希望の学校へ入学できるエリアの物件を選ぶ必要があります。
アメリカの物件は日本同様基本的に家具が付帯していませんが、キッチンには冷蔵庫やコンロ、場合によっては皿洗い機やレンジなどが付いてきます。ドアマン付きのマンションであっても室内に洗濯機が設置されていることは少なく、建物共用設備にあるコインランドリーを使用することが多いです。
一方、郊外のタウンハウスや一戸建てでは基本的に室内に設置されています。
まとめ
ニューヨーク、ボストンともに入居希望者に対して物件の数が少ないため、日本に比べ空室が無くなるスピードもとても速いです。気に入った物件を見つけたらすぐに申し込み、契約することが重要です。
中途解約条項の追加など家主との交渉も必要なため、日系の不動産会社にサポートしてもらうことをお勧めします。
エイブルでは日本人スタッフも在籍しており、お部屋探しから交渉、アフターサービスまで充実したサポートが受けられます。ニューヨークで24年、ボストンでは25年の実績があるので安心して任せられますね。もちろん日本語で対応してもらえることも嬉しいポイントです。不安と期待の混じる初めてのアメリカ駐在、お部屋探しを成功させて快適なアメリカ生活を送りましょう！
