中国セミナー ～BEPS行動計画に対する日中税務当局の新たな取組み～ | 中国進出セミナーならヤッパン号

中国セミナー ～BEPS行動計画に対する日中税務当局の新たな取組み～

【開催背景】

中国国家税務総局（「SAT」）は「特別納税調整実施弁法」の改正草案を2015年9月17日に同国の移転価格ガイドラインとして交付しました。今回の改正の目的の1つに、中国は自らG20の有力国として、OECDにおけるBEPSプロジェクトの合意内容を早期に国内で実施することにあります。早期に明文化したことにより、中国が従前から主張するコストセービングやマーケットプレミアムに対する強い見解が伺え、既にSATからは中国の特異性による税務執行や発言も確認されています。

中国進出の日系企業は日中両国の税務当局の動向を鑑み、関連会社間取引に係る税務リスクの評価、対応をいち早く行わなければなりません。

そこで「BEPS行動計画に対する日中税務当局の新たな取組み」をテーマにセミナーを開催することとなりました。

本セミナーでは、元国税局移転価格専門官である双木　希一氏を講師としてお招きし、日中移転価格専門家とともに今後の日中間の移転価格の同行や、それぞれの税務当局のスタンス、中国進出日系企業の今後の対応策などを実状を踏まえて解説します。



【セミナー概要】

1.元国税局移転価格専門官 双木 希一氏による基調講演
　～現状における日本の移転価格税制の執行状況～
2.OECDのBEPS行動計画の背景
3.移転価格文書化に対する新たな取組み
　（マスターファイル、ローカルファイル、国別レポート）
4.中国新改訂の移転価格ガイドラインのマスターファイル内容
5.同移転価格ガイドラインのローカルファイル、特殊事項ファイル内容
6.同移転価格ガイドラインの移転価格調査内容



【対象者】

※当セミナーは下記の方々を対象としております

・中国へ進出されている企業様、進出を検討されている企業様
・中国の会計・税務に興味をお持ちの企業様