香港への入境・検疫について(2021年8月26日現在) | 日本企業の海外進出支援サイト ヤッパン号


香港に関するコラム

香港への入境・検疫について(2021年8月26日現在)

8月も残すところあと数日となりました。
香港は相変わらず日中の日差しはきついものの、朝晩の空気は少し涼しくなってきた気がします。

香港ではここ数ヶ月、市中内感染はほとんどなく、感染者のほとんどが海外からの輸入症例のため、まだまだ厳しい検疫と隔離は続きそうですが、ようやくビザを持っていない人も、一定の条件の元、入境が可能となっております。
8月26日現在、日本・その他各地からの香港への入境と検疫についてまとめておりますのでご参照ください。
なお、入境・検疫の情報は逐一変わってまいりますので、渡航の前は必ず最新の状況をご確認ください。

「入境可」に該当し、日本から香港へ入られる場合は事前に下記の準備(1)〜(6)が必要となります。

(1) PCR検査証明書
– 出発予定時刻前72時間以内に採取されたPCR検査証明書
(LAMP検査、抗体検査、抗原検査は不可)
(鼻咽頭ぬぐい液、唾液等は指定なし)
– 日本でのPCR検査予約は早めにしておくとスムーズ

 

(2)香港でSMSが受信できる携帯番号
– PCR検査の結果などの通知が届くため

 

(3)政府機関の認定を受けていることを示す別個の証明書
– 検査機関・医療機関がISO15189認定または政府機関の認定を受けていることを示す別個の証明書(英語/中国語)
(例として「認定証明書(Certificate of Accreditation)」、
「コンプライアンス証明書(Certificate of Compliance)」など)
– 証明書には「搭乗者名」「検体採取の時刻」の記載が必要

 

(4) 指定隔離ホテルの予約確定書
– 香港到着日から宿泊可能な指定隔離ホテルの予約確定書
(ホテル一覧はこちら
– ホテルは早期に予約が埋まる可能性があり、お早めの予約がお勧め
(ワクチン未接種→21泊、ワクチン完全接種→14泊)

※「ワクチン完全接種」と見なされるには、出発予定時刻の14日前 までにワクチンの接種がすべて完了している必要があります。最後の接 種が5月10日の場合、14日目は5月24日になり「ワクチンの接種の完了」とみなされます。

< ワクチン接種記録には以下の事項が必要>
✓ 英語/中国語での記載
✓ 接種したワクチン名称
✓ 搭乗者名
✓ ワクチンが投与された場所
✓ワクチン最終投与日
✓必要な量・回数のワクチン接種全て完了したと明示

認められたワクチンのリストと必要回数はこちらをご確認ください。

 

(5)「StayHomeSafe」アプリのダウンロード

– 携帯にアプリをダウンロードしておく

 

(6)「健康申告書と検疫フォーム」オンライン記入
– 「健康申告書と検疫フォーム」をオンラインで記入し、 最後の画面に出るQRコードをいつでも提示できるよう保存しておく (QRコードは48時間有効、コントロールポイント後の取得時は24時間有効)

その要因はこの20年における中国本土の目覚ましい経済発展と関係しています。中国の発展に伴って香港経済も潤い、また中国本土から香港の不動産購入が相次ぎ、香港の不動産価格が急上昇しました。香港に賃貸で住んでいる方は、家賃が年々値上がりしていくのを肌で感じると思います。

なお、日本からではなく、その他の国・経由地から香港へ入られる場合については、その国がどのグループに属しているかをご確認いただく必要があります。

 

(2021年8月26日時点)

<グループA>
グループAの国に滞在、経由した非香港居住者は香港への入境はできません。

ワクチン接種が完了した香港居住者は:
✓ 指定された72時間以内のPCR陰性証明書
✓ 21泊分の隔離指定ホテルの予約確定書
✓ 認可ワクチン接種記録 があれば香港に入境可能。

• 指定隔離ホテルで21日間強制隔離
• 強制検疫期間中に6回のPCR検査
• その後の7日間はセルフモニタリングを行う
• 26日目に受ける検査はCommunity Testing Centre(CTC)で受ける必要がある

 

<グループB>
2021年8月26日現在、日本はグループBに該当します。
グループA、グループC、中国本土、あるいはマカオ特別行政区ではない国・地域に滞在または経由をした場合;

✓ 出発予定時刻前72時間以内に採取されたPCR検査証明
✓ 香港到着日から宿泊可能な指定隔離ホテルの予約確定書
✓ ワクチン接種記録

• 上記の証明書が香港入境時に必要 指定隔離ホテルで14日間強制隔離
• 強制検疫期間中に4回のPCR検査
• その後の7日間はセルフモニタリングを行う
• 香港到着後、16日と19日目に強制的にPCR検査を受ける
• 19日目に受ける検査はCommunity Testing Centre(CTC)で受ける必要がある

香港居住者の場合ワクチンは必須ではないが、その場合強制隔離期間が21日となるため、ホテルの予約確定書も最低21日必要となります。
その際、強制検疫期間中に6回のPCR検査を行います。

 

<グループC>
香港居住者および香港以外の居住者で、グループCのニュージー ランド、中国本土、またはマカオにのみ滞在した場合;

✓ 出発予定時刻前72時間以内に採取されたPCR検査証明
✓ 香港到着日から宿泊可能な指定隔離ホテルの予約確定書が必要

<ワクチン未接種者>
• 指定隔離ホテルで14日間強制隔離
• 強制検疫期間中に4回のPCR検査
• その後の7日間はセルフモニタリングを行う
• 香港到着後、16日と19日目に 強制的にPCR検査を受ける
• 19日目に受ける検査はCommunity Testing Centre(CTC)で受ける

<ワクチン完全接種者>
• 指定隔離ホテルで7日間強制隔離
• 強制検疫期間中に2回のPCR検査
• その後の7日間はセルフモニタリングを行う
• 香港到着後、16日と19日目に 強制的にPCR検査を受ける
• 19日目に受ける検査はCommunity Testing Centre(CTC)で受ける

<12歳以下のお子様をお連れの方で日本から香港への入境をお考えの方へ>
まだ予防接種を受けていない12歳未満の子供については、香港居住者 ・非居住者を問わず、搭乗条件を満たした完全な予防接種を受けた人と一緒に香港に入ると、同伴者に適用される指定検疫ホテルでの短縮された検疫期間にて、同伴者と一緒に強制検疫を受けることができます。
同伴者の検疫期間終了とともに一緒に帰宅し、完全な検疫期間が終了するまで自宅隔離となります。

香港の強制隔離措置の状況は各国のコロナの状況に応じて変わっていきます。
最新状況は香港特別行政区の新型コロナウィルス(COVID-19)に関するサイトよりご確認ください。

※本記事はH.S. Planningホームページ「香港への入境・検疫についての投稿をもとに作成しています。

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