
マレーシアでレンタルオフィス/バーチャルオフィスをお探しの方へ
マレーシアでのレンタルオフィス/バーチャルオフィスをお探しの方に、知っておくべきポイントとおすすめのレンタルオフィス/バーチャルオフィスをご紹介する特集ページです。
▼マレーシアでレンタルオフィス/バーチャルオフィスを探すために知っておきたいポイント
・マレーシアでレンタルオフィス/バーチャルオフィスを活用するメリット
▼マレーシアでのレンタルオフィス/バーチャルオフィスについて相談先を見つける
マレーシアのレンタルオフィス/バーチャルオフィス事情
マレーシアに進出するタイミングで、様々な事柄に対して、多大な情報収集が必要になってしまいます。 特に企業経営や事業運営に関わる内容においては、慎重にならざるを得ないわけですが、その中でも特に頭を悩ませる一つに「オフィス選び」が含まれてくるのではないでしょうか。マレーシアに進出し、今後さらに海外へ事業展開をして行こうとするような企業であれば、尚更、オフィスが手狭になってしまった際の頻繁な移転がどれほど面倒であるかをご存知の場合もあるかと思います。
本項においては、初めてのマレーシア進出でも、そのようなオフィス問題を経験することがないよう、段階的なオフィス選びを提案してもらえるレンタルオフィスサービスを展開している企業のご紹介と共に、マレーシアのオフィスエリアについて少々言及したいと思います。気になるオフィスエリアがある場合には、当該エリアにおける賃貸オフィスの相場やレンタルオフィスの費用など含め、専門家に相談をしてみることをお勧めします。
レンタルオフィス選びや利用におかれましては、信頼できる現地の専門コンサルタントにご相談されるのが確かな方法ですが、ここではその予備情報になると思われる点をいくつか述べさせて頂きます。少しでもご参考となれば幸いです。
オフィスを構えるべきマレーシアのビジネスエリアについて
オフィスには、大きく分けて、その業態によって、2通り以上の運用形態があります。商社や、商業、サービスを主体とする商業系の企業は、KLCCを中心とするビジネス街を選択するのが普通ですが、商業、工業に関わらず、生産活動を工場中心に行う場合は、クアラルンプール郊外の工業団地や、工場指定地域に、工場兼オフィスとして、工場内のオフィスを本社とする場合と、更に、KLCCを中心商談、商業活動拠点のオフィスを構える場合があります。 また、業態により、最初から地場企業の中小企業と同様のショップハウスに構える場合もあります。
通常、最初の拠点として進出する場合、商業活動中心のオフィスだけならば、KLCC中心部、工業活動中心ならば、シャーアラム地区に構えるのが一般的です。
下記にはクアラルンプールの主要なビジネスエリアをご紹介します。
①KLCC(クアラ・ルンプール・シティ・センター)地区
マレーシアにおける企業活動の中心街、多くの日系企業が集まるビジネス街の中心地であり、日本で言えば東京丸の内や大手町、銀座などがイメージされます。この界隈には、日系のデパートや日本食レストランや日系の大型書店があるだけでなく、多くの企業の本社、金融機関が集中しています。オフィス用の高層ビルが立ち並び昼間はビジネスマンが忙しく行き来しています。
世界中の有名なブランド商品企業や大手商社、生産会社企業がこのエリアの高層オフィスビルには名を連ねています。賃料は当然のように他の地域よりも割高になる傾向ですが、ビジネス環境は最上級といえます。
②Putra Jaya(プトラジャヤ) / Cyber Jaya(サイバージャヤ)地区
プトラジャヤは、元々はクアラルンプールにあった省庁の行政機能全てを移転させて作った人工の行政都市です。また、サイバージャヤは、電子政府の中核を成すための人工都市で、プトラジャヤと隣り合っています。プトラジャヤには、行政機関全てが有り、外国の公館の移転先用地も確保済みです。サイバージャヤには、日本の大手企業も含めたIT関連の企業が進出しています。
③Shah Alam(シャー・アラム)地区
古くから、日本の大手メーカーの多くが生産工場やオフィスを構えております。製造業、自動車工業、物流企業、エンジニアリング企業等の土地を多く必要とする企業が進出しています。また、それらの企業に関連する業種の業界企業もショップハウス等の形態でオフィスを構えています。
④その他クアラルンプール郊外地区
主に商業活動地区で、パタリンジャヤ、ダマンサラ、ミッドバレーシティ等のショッピングモールに隣接のビルが主な対象で、KLCC地区よりは、低い価格帯(設備にもよりますが月額RM600から)になります。
⑤ジョホールバルとその近郊地区
ジョホールバルとその近郊は、イスカンダル地区の名称で大々的な開発が進行中であり、将来は、シンガポールとMRT(大量輸送鉄道)の環状線で繋がるような整備が計画されています。
古くからあるジョホール・バル市街以外に、イスカンダル計画として開発された、ヌサ・ジャヤ・プトリ・ハーバー、ヌサ・ジャヤ・メデイーニ、ブキッ・インダ、スクダイ、ダンガ・ベイ、タマン・モレック、テブラウ、ジョホール・ジャヤ、サウス・キー、タマン・ペランギ、パルマス・ジャヤ、スリ・アラム、タマン・リンティン等のエリアがありありますが、レンタルオフィスに的を絞ると、場所は限られてきます。その具体例として、Johor Bahru City Square、Taman Molek、Taman Molek Biz Centre、MSC Cyberport等があります。また、その賃貸料金は、設備にもよりますが月額RM700からあります。
マレーシアでレンタルオフィス/バーチャルオフィスを活用するメリット
サービス・オフィス |
ビルの規模よって設備に大きな違いは無く、部屋のサイズやサービス内容によって、賃貸料金に違いがあります。一般的な賃貸方法は、月極ですが、日割での賃貸もあります。 また、デスク1つと、電話受付サービス等の最小限での機能で賃貸することも可能です。警備セキュリティ面が非常に厳しく安全確保しているのが普通です。 このカテゴリーは、中心部の高層ビルに限られており、この経営主体の企業が提供するビル等も限られております。(具体例:The Intermark - Integra Tower、NU Tower 2、Menara Citibank、Ilham Tower,) |
賃貸オフィス |
高層ビルとショップハウス(2-4階建ての長屋ビル)、または、ショッピングモール内にあります。高層ビルは、セキュリティ面で安心出来るのが特徴で、ショッピングモールは、営業時間に制限があるかもしれません。ショップハウスはテナント自身がセキュリティを確保しなければなりません。 |
工場オフィス
|
工場区画の土地に自社工場ビルを建てる以外の賃貸方法としては、既存の一戸建てオフィス付き工場、や、Semi Detached Factory(セミデタッチ工場=隣合わせの壁を共用する工場家屋の2戸建て)、Terrace House(テラスハウス=リンクハウス=コンクリート製の長屋工場)型など、規模や広さ、その他付随する施設によってその種類は多岐にわたります。選択方法の基準は、業種、業態によって、当該テナントの企業が必要とするサイズ、立地条件の他、建物入り口高さ、電力供給容量、三相415ボルトや単相3線式等の規格の確保が重要です。 |
日本とマレーシアの違い
マレーシアのオフィス賃料は、場所と立地条件、建物の種類、サイズによって、非常に大きな差があり、幅のある選択が可能ですが、中心部の高層ビルの上層階は、東京やシンガポールに近い料金体系になります。 小規模事業の場合ではオフィス賃料の固定費は思いのほか収益を圧迫しますし、もちろん大規模事業主であっても決して気軽に払える金額ではなく、必要経費と割り切って良い金額かは精査が必要な場合もあるでしょう。
またオフィス契約の場合、テナント都合での途中解約は難しく、一度契約を結んだ場合はどのような理由であろうとも契約期間分の賃料は支払う義務が発生してしまいます。 事業の見通しも含め、より堅実に確実に事業展開をしていくのであれば、まずはレンタルオフィスを利用して事業展開を図ることが現実的ですし、事業の展望が見えた時点でしっかりとした中長期計画をベースにじっくりと時間をかけて賃貸オフィスへと移転を計画する流れを組むことができる点が、何よりも大きなメリットになるでしょう。
マレーシアのレンタルオフィス/バーチャルオフィスの一覧です。
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