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【タイ】50歳からの高齢者学校

2014年09月15日

週刊WISE

50歳からの高齢者学校
昨年8月に創立し、話題となったタイ初の高齢者学校
最高齢の学生はなんと91歳! 気になるその内容とは?



 今月8日、チェンマイ県ドイ・サゲット郡で、タイ初の高齢者学校「チャラバーン・ウッティウィッタヤーライ」の第一期生254人の卒業式が執り行われた。宮内庁のディッサトーン・ワッシャローボン次長が出席し、「このプロジェクトは、非常に良いモデルとなった。今後、このような教育機関の拡大を積極的に支援していきたい」と祝辞を述べた。

 同校は、2013年9月6日に創立。創立者のチャルーム・サーンペーン氏は、「高齢者が集まって交流できる施設を設けることで、ストレスやうつ病をなくして、より知識を身につけてもらいたい」という思いから同校を創立したという。

 入学可能な学生は、50歳以上の高齢者のみで学費はすべて無料。毎週水曜の午前8時から午後3時まで授業を行っている。

 その内容は、デジタル機器の取扱いなど、日常生活で役立つ知識や職業教育を主としており、携帯電話やインターネットの基本操作、メールやライン、果てはフェイスブックなどのアプリケーションの使い方までさまざま。ほかにも、僧侶による仏教講義や、手芸・カービングの作り方、マッサージの技術指導など多種多様となっている。

 保健省の統計によれば、タイにおける高齢者の数は、毎年約50万人ずつ増加しており、2025年には1,400万人を超えるとまでいわれている。これは、国民全体の約20%に当たり、5人に1人の計算となる。

 同校の最高齢卒業生は、91歳のチャンフォーン・スックサムラーンさん。同氏は小学校を4年で中退した後、その長い人生経験を経て、新たに同校で学生生活をリスタートした。さまざまな年齢の同級生との交流や、充実した授業内容に満足度は非常に高かったという。

 近い将来、タイも日本同様に高齢化の波が必ずやって来る。介護施設でゆったりと老後を過ごすのではなく、高齢者がそれぞれ目標を持って生活していくことで、社会全体に活気が生まれるに違いない。

 前述したチャンフォーンさんは、「卒業できてうれしい。同級生と交流して楽しかった。今はまったくさみしさはない」とまさに今、この時点も人生を謳歌している。

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