
ベトナムで就労ビザの申請・取得をお考えの方へ
ベトナムで就労ビザの取得・申請をお考えの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる専門家をご紹介する特集ページです。
▼ベトナムで就労ビザを申請・取得するために知っておきたいポイント
▼ベトナムでの就労ビザについて相談先を見つける
ベトナムで申請できる就労ビザの種類
ベトナムの就労ビザには1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のそれぞれ「シングルビザ」、「マルチビザ」があります。「シングルビザ」の場合、ベトナムに入国後にベトナムから出国した時点でビザ効力がなくなります。「マルチビザ」とは、ビザ有効期間内であれば何度でも、ベトナムへの出入国が可能なビザのことです。
ビジネスビザの種類に関しては、『DN』と呼ばれる"ベトナム企業を訪問する外国人が取得するビザ"と、『LD』と呼ばれる"外資企業に務める人が取得するビザ"の2種類があります。ビザの有効期間、ベトナムへの出入国が1回のみか複数回可能かどうかによる、ビザカテゴリーの違いはありません。これらの情報はビザに別途記載されています。
これ以外にもベトナムでの就労を目的としたビザの中には特殊なものがありますが、それらは取得の為に一定の資格が必要となっている為、一般の人が取得できるビジネスビザは基本的に上記で説明した就労ビザの種類だけだと思っていただければ良いと思います。
また、2015年からビザのカテゴリー変更が不可能になっています。
これは、2015年以前には観光目的ということでビザなしでベトナムに入国し、その後ベトナム国内でビジネスビザに切り替えるということができたのですが、2015年以降はこのカテゴリー変更は不可能となりました。就労目的でベトナムに入国する場合は、ベトナム以外の国でビジネスビザを所得して入国をした場合のみビザの延長申請を受け付けるというルールになっています。
なお、この考えは労働許可書(ワークパーミット)の申請にも有効な話で、労働許可書を取得する場合には、必ずビジネスビザで入国をしている必要があります。
ベトナムで就労ビザを申請・取得するためのステップ
日本からベトナムのビザを申請する方法は、下記の3つの方法になります。
【申請方法1:日本の大使館・領事館にて申請】
一番安上がりでな方法だと思いますが、申請書類に不備があった場合には非常に時間がかかることになります。また、2015年以降ビザ申請の手続き、条件などが頻繁に変更されているという現状がある為、個人でビジネスビザの申請をするということは現実的に不可能になっていると思われます。
【申請方法2:日本のビザ申請代行サービス】
費用はかかりますが、こちらは確実にビザが取得できます。ただし、若干日数が必要となるため、ビザ取得をする場合にはある程度余裕を持って依頼をする必要があります。
【申請方法3:ベトナム現地のビザ申請代行サービスを利用】
ベトナム現地にあるビザ代行サービスを利用する方法で、頻繁に変更されるビザ取得条件や短納期にも対応(追加料金が必要)が可能となります。また、いろいろな要望(困っている状況)を説明することで、その状況に合わせた対応をいろいろ検討してくれるという意味でも便利だといえます。
また、この申請方法の場合Arrival VISAというビザを取得することも可能となります。これは、日本でビザ発給ができていなくても、ベトナムの空港に到着した際にその空港でビザの発給をしてもらうことができるサービスです。現在首都ハノイ、南のホーチミン、中部のダナンの空港でこのArrival VISAの申請を受け付けています。(詳しくは現地のビザ代行サービスの方に問い合わせいただければと思います)
2015年以降多くの混乱をきたしているベトナムのビザ事情ですが、就労を目的とする場合のビザに関しての大まかな情報は上記の内容になります。ただ、いま現在も頻繁に細かなルール改正が実施されているため、実際にビザ取得を検討される場合には信頼出来る情報の入手に努めるようにして頂くべきだと思います。
ベトナムで就労ビザを申請・取得するために必要な書類・準備
ビザの申請に必要となる物としては、下記の準備が必要になります。
・ パスポート(ビザ申請期間+有効期限が3ヶ月以上残っているパスポート)
・ 在ベトナム企業(外資系でもベトナムローカル企業でも可)からの招聘状
・ 在ベトナム企業の登記簿、投資ライセンスの公証済みコピー
・ 在ベトナム企業の印鑑及びサインの登録書の公証済みコピー
・ ビジネスビザ申請用書類(N2フォームと呼ばれるもの)
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