CNE1 日本代表 井坂 浩章 様 インタビュー | フィリピン進出企業インタビューならヤッパン号


日本人がフィリピン進出で成功するには

CNE1(Carthel Native English 1 on 1 International Language School) 日本代表 井坂浩章

日本人がフィリピン進出で成功するには

徹底した生徒視点に立ち、クチコミだけで生徒を集客している語学学校がフィリピンのターラック州にある。学校の名前はCNE1。創業者の井坂氏は、自身でも数多くの語学学校に留学し、そこで感じた疑問を解決するべくCNE1を設立した。今回は井坂氏にフィリピンでの起業体験やフィリピンビジネスの実情について聞いてみた。(取材内容は2013年7月時点のもの)

【フィリピン人の採用について】
―ちなみにフィリピン人講師の人材採用はどのようにして行っているんですか?

 立ち上げ当初は、ほとんどクチコミでしたね。講師の親戚や友人などがクチコミで面接に来てくれました。最近はバギオというフィリピンの教育都市で新聞広告を出したり、Jobstreetという求人サイトに出稿したりもしています。またパートナーのガーリーの両親が総合学校や総合病院を経営しているので、そのネットワークで講師募集をかけたりもしますね。

【フィリピンの人件費について】
―フィリピン経済が好調とのことですが、人件費は上昇していますか?

 そんなに上昇していないと思いますよ。マニラの大卒初任給で1万2000ペソくらいかと思います。日本のちょうど10分の1くらいですね。大卒でなければ3000ペソから5000ペソくらいが相場じゃないでしょうか。もちろん職種やポジションによって変わってくると思いますが。

【ビジョン:教育を通じたオープンアジアを目指したい】
―最後に今後の御社のビジョンを教えてください。

 今は生徒のほとんどが日本人ですが、近い将来は韓国人や中国人などのアジア各国の生徒を受け入れて、国籍を越えた相互交流をしてもらいたいですね。そして教育を通じた“オープンアジア”を目指したいと思います。政治的には各国間で様々な問題を抱えていると思いますが、この学校で日本人と韓国人と中国人が寝食を共にして英語のコミュニケーションを軸に平和的な関係を築けたら最高だなと思います。

 また先ほども少し触れましたが、英語勉強だけでなく、実際のビジネスにつながる場にしていきたい。アジアで就職するコースやアジアで起業するコースも将来的に設けたいですね。たとえば将来、この学校で出会った日本人と韓国人と中国人がコラボして起業したりするなんて考えただけでワクワクしますね。これからもアジアの社会的教育インフラになるために頑張っていきたいと思います。

プロフィール:井坂 浩章(いさか ひろあき)

1973年、大阪府堺市に生まれる。大学卒業後、経営者を取材する出版社に勤めた後、上司とともに新たな出版社を創業。その後、米国マーケティング会社にてインターンシップをし、日本に帰国後はインターネットマーケティングリサーチの株式会社インフォプラント(現:株式会社マクロミル)にて大阪支店の立ち上げを経験。2010年に格安マンツーマン語学学校CNE1( CarthelNative English 1 on 1)を設立。現在、CNE1共同創業者兼CNE1日本代表。

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