タイの法人税率を理解する時には、大きくは2つのポイントを抑える必要があります。
まず、特定のケースを除いた場合は30%だった法人税率は2012/1/1以降は23%、2013/1/1以降の2期分は20%と減税されています。
一旦は時限立法という形での決定となっており、確実とはいえませんが、そもそもの立法の理由が競争が激化している東南アジア地域における競争力強化のための減税だったので、今後も継続していく見通しが強いと言われています。
また、中小企業に対する特別減税措置として行なわれていた減税は2002年頃から導入されており、微調整を繰り返しながらも現在は下記の様に定められています。
1. 150,000バーツ以下の収益については免税
2. 150,000バーツ超 〜1,000,000バーツ以下の集積については15%
3. 1,000,000バーツ超〜の収益については20%
当面、大きな変更は行なわれないと考えられますが、常に最新の税法案についてアンテナを張り、情報集種をしている必要があります。
タイの会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→タイで会社設立(法人設立)する手順まとめ
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ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」