シンガポールに会社を設立して進出しようと考えていますが、設立から事業開始までどのくらいの期間が必要ですか? | シンガポールに関する Q&A / コラム | シンガポールの会社設立ならヤッパン号


シンガポールに関するQ&A

シンガポールに会社を設立して進出しようと考えていますが、設立から事業開始までどのくらいの期間が必要ですか?

会社設立は約2週間で可能ですが、その後の銀行口座開設、就労ビザ取得まで考慮に入れますと事業開始までは約2か月必要です。なお、一部の事業に関してはライセンスを取得する必要があるため、ライセンスが下りるまでの期間もカウントする必要があります。

 

【解説】

シンガポールにおける会社設立の手続・スケジュール感は以下の通りとなります。

 

設立登記にあたり、まず希望する社名を申請しますが、類似商号が存在するため却下された場合には、社名を一部変更するか(Holdings、Globalを加える等)、類似商号の会社とは業種が異なる全く別の会社である、既に市場でブランドが確立している等理由を付した上で希望の社名を使用したいとお願いする嘆願書を提出し、再審査を申請します。嘆願による再審査は完了するまでには通常2週間程度要します(再度却下されることもあります)。

 

銀行口座の開設については、日系銀行か地場銀行かを決めます。日系銀行の場合は日本で取引実績があるかないかで開設までに要する期間は大きく異なります。地場銀行の場合、審査期間は速い一方、日系銀行に比べ提出書類が多く書類の準備に時間を要します。日本で取引実績がある場合には日系銀行での開設が比較的容易な傾向にあります。

 

また、飲食業、不動産仲介業、小売業など一定の業種は、事業を行うにあたりライセンスを取得する必要があり、例えば飲食業の場合、店舗の改装工事が要件を満たすまでに1週間で済む場合、2~3か月かかる場合と会社によって様々ですので、スケジュールにはある程度余裕を持たせることが望ましいといえます。

 

なお余談ですが、会社の取締役、個人株主、法人株主の株主代理人はシンガポール居住者・非居住者にかかわらずパスポートのコピーの提出が必要となりますので、パスポートの有効期限が切れていた、などということがないよう事前に確認しておきましょう。

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