一般論ではありますが、発展途上の国で最も歓迎されるのは大量の雇用を生み出す製造業のケースが多いです。そのため外資参入の障壁が最も低くなりやすいのが製造業であり、マレーシアもその類に漏れず製造業においては外資100%の出資がほぼ認められている形になっているようです。
他方、非製造業分野においてはまだまだ規制が厳しいのが現状です。管轄をしている省庁は、Ministry of Domestic Trade, Co-operatives and Consumerisim(MDTCC)となっており、外資参入についてのガイドラインもMDTCCガイドラインが詳細についての指針となります。特にコンビニエンスストアの外資参入が禁止されている点は良く知られている話で、業界的には出資を伴わない迂回策が取られているようです。
国内政治的な側面によってサービス産業の外資参入の規制緩和がすすまないという見られ方が一般的なようで、今後の政局と交えてサービス産業への外資規制緩和は注目をすべきポイントになるようです。
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→マレーシアで会社設立 (法人設立) する手順まとめ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」
マレーシアの外資規制緩和の動きは進んでいますか?
ISHIN SG 永井貴之
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