【中国労務管理シリーズ】従業員の解雇について教えてください | 中国に関する Q&A / コラム | 中国の労務管理/海外赴任対策ならヤッパン号


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【中国労務管理シリーズ】従業員の解雇について教えてください

労働契約の解除(解雇)について、一部の労務管理者においては、就業規則違反、もしくは不正があった場合以外でも、「試用期間中の不合格」との理由で従業員を解約できる、又は試用期間外もおいても「能力足らず」の従業員は、解約できると理解されているようです。しかし、この二つの解約理由を運用する場合、「労働契約法」を十分に理解し、合法に実施しなければ、労務トラブルを引き起こす事になります。

上記に関係する「労働契約法」の表現を抜粋して以下に記します。

・第三十九条(一部抜粋)
労働者に以下項目の該当事項のいずれかがある場合、雇用主は労働契約を解除することができる。
(一)試用期間中に採用条件と合致しないことが証明されたとき

・第四十条(一部抜粋)
雇用主は、以下項目の該当事項のひとつがある場合、書面により労働者本人に三十日間猶予にて通知するか或いは労働者に一か月分の追加賃金を支払った後、労働契約を解除することができる。
(二)労働者が業務に堪えることができず、研修を経ても又は職位を調整しても、なお業務に堪えることができないとき

上記、条文によれば、「試用期間中に解約する」場合、法律に基づき、二つの条件を同時に満足しなければ違法解約となります。

条件一:採用条件に合致しない
条件二:「採用条件に合致しないこと」が証明される

労務管理の実務では、募集する際に「採用条件」を明文化していない事や、労働契約書にも「採用条件」を記載していない企業が少なくありません。「採用条件」が存在していない場合、採用条件に合致しない事実は存在できず、「採用条件に合致しないこと」を証明することは不可能です。つまり、この状況では、「労働契約法」の第三十九条を解約根拠とする事はできません。

また、「試用期間外に解約する」場合、法律に基づくと、四つの条件を同時に満足しなければ違法解約となります。

条件一:評価基準を備えている
条件二:評価において合格しない事実がある
条件三:上記を踏まえ、研修を与えた、若しくは職位調整を行うプロセスがあった
条件四:上記、実施後の評価でも不合格となった

つまり、単純に「能力が足りない」との理由では合法に解約できる事では無いとの認識に至ります。

なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。

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