今回はインドネシアの第2の商工都市スラバヤがある
東ジャワ州について情報を発信させていただきます。
※インドネシア全体の概要に関しましては、▸インドネシアの概況を教えて下さいをご参照ください。
この東ジャワ州、実は日本とも繋がりが非常に深いことでも有名です。
東ジャワ州は、インドネシア内でも戦略的な位置づけの州の一つであり、
マレーシア、シンガポール、ブルネイ、サウジアラビアなどから直接アクセスが可能となっています。
日本の立場で考えてみますと、バリ経由で考えれば、バリからスラバヤまでは約30分の距離となります。
ジャカルタ経由で考えるのであれば、ジャカルタからスラバヤまでは約1時間で到着します。
日本との繋がりの深さ、この州に進出している日系企業数が約120社もあることが物語っています。
そしてなんと、そのうちの59社がスラバヤに進出しています。
また東ジャワ州は、大阪府との間で友好府州関係を樹立(1984年)しており、
スラバヤ市については、高知市および北九州市と姉妹都市の関係を築いています。
東ジャワ州の人口は約3,800万人(スラバヤ市に限りると約350万人)であり、
この地での安価な労働力を求めて、日系企業の進出が進んでいます。
現在のところ、東ジャワ州には邦人が約720人住んでおり、
日本人学校の入校者数は、約70人となっています。
また、この東ジャワ州のGDPの伸びは、
7.3~7.4%と高い数値を示しており、強い経済成長を続けていることがうかがえます。
しかしその反面、昨今ではジャカルタと同様に、
労働賃金の上昇が非常に問題視されており、
昨年は賃金が約25%上昇したとの情報もあります。
日系企業がインドネシアへ進出を考える際には、
1.労働問題(最低賃金の上昇、デモの発生)
2.工業団地の土地価格の上昇(地主との交渉)
3.電力やガスなどの価格の上昇(段階的にまだ上昇する傾向)
これらのリスクもしっかりと把握して判断をしてゆく必要もあるわけですが、
現在のところでは、それらのリスクを踏まえた上でも、
「進出」という選択にふみきる企業が多いようです。
そのような事情もあり、この地区の為政者もまた、企業の誘致に益々力を入れています。
東ジャワ州には、
1.スラバヤ・ルンクト
2.パスルアン・レンバン
3.モジョケルト・ンゴロ
4.シドアルド・ジャボン
5.マスピオン
など、整備された工業団地があり、多くの日系企業が進出しています。
東ジャワ州の工業団地に関しましては、以下に詳細を記載しております。
▸【アジアの進出支援/コンサルティング会社に聞く】東ジャワ州(インドネシア)の工業団地を教えて下さい
▸【アジアの進出支援/コンサルティング会社に聞く】インドネシア工業団地の現状について教えて下さい
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【アジアの進出支援/コンサルティング会社に聞く】スラバヤ(インドネシア)について教えて下さい
Hopewill Group (Holdings).Ltd. アジア・クロスボーダー戦略コンサルティング・チーム
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