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【アメリカの会計事務所CDHのお役立ちコラム】知っておくべき投資収入に対する米国課税システム

投資収入にはキャピタル・ゲイン(Capital Gain)と通常所得(Ordinary Income)と大きく分けて2種類がありますが。キャピタル・ゲインとは株や不動産などの資産を売買した際に得る利益です。一方で通常所得とは資産の売買を伴わない利益で、利息収入や配当収入が一般的な例です。それぞれに課税方法が異なり、更に同じキャピタル・ゲインや通常所得のカテゴリーでも異なる課税方法が適用されますので、以下代表的な投資収入に対する課税方法をご紹介いたします。

利息収入に対する課税

給与所得と同じ税率が課されます。総所得が増えれば税率が上がる累進課税システムが採用されます。所得額の幅に応じて10,15,25,28,33,35,39.6%と7つの階段式で課税されます。よって、同じ利息収入でも最低の10%で課税される納税者もいれば、最高の39.6%で課税される納税者もいます。

短期保有株式の売却で得たキャピタル・ゲイン(株式を1年以上保有せずに売却した場合)

上記利息収入と同様に総所得に応じた累進課税システムにより課税されます

長期保有株式の売却で得たキャピタル・ゲイン(株式を1年以上保有していた場合)

上記累進課税システムで10%と15%にカテゴリーされる納税者は非課税です。
25%、28%、33%、35%にカテゴリーされる納税者には定率15%の税率が適用されます。
39.6%にカテゴリーされる高所得者には定率20%の税率が適用されます。

配当収入に対する課税

上記利息収入と同様に総所得に応じた累進課税システムにより課税されますが、一定の条件を満たすとQualified Dividendとみなされ、長期保有株式売買と同じ有利な課税方法が採用されます。一定の条件とは株の保有期間であり、株を長期間所有しているとQualified Dividendとみなされます。

キャピタル・ゲインではなく、キャピタル・ロス(売却損)の場合の課税システム

キャピタル・ロスはキャピタル・ゲインと相殺して課税額を減額する効果があります。相殺しきれないロスは翌年以降に繰り越され、将来のキャピタル・ゲインと相殺できます。またキャピタル・ゲイン以外にも、給与所得などの通常所得と相殺(一般的な上限は$3,000/年)することが可能です。

New Medicare Contribution Taxとは?

高所得者($250,000の調整後課税所得がある夫婦、独身の場合は$200,000)には、累進課税、そしてキャピタル以外にも3.8%の追加課税が発生する仕組みです。

節税効果の高い投資方法とは?

1.累進課税システムの対象とならないように、できるだけ最高税率が20%である長期キャピタル・ゲイン税の対象となる資産に投資すること。
2.株式はできるだけ1年以上保有して、低税率の恩恵を受けるようにする。
3.株式は売却するまで課税されません。課税される時期をコントロールできる一面があることから株式投資は魅力的な投資の筆頭です。
4.政府が発行する国債(Bond)は連邦税の対象外であることが多いため、節税効果の高い投資方法といえます。

投資資産に対する課税はとても複雑です。税務専門家のアドバイスを受けて投資を計画することをお勧めいたします。投資利益に関する税務等のご質問がありましたらお気軽にお知らせください。

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CDH プリンシパル 大久保 潤

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